まいど!シロメガネです!!
「アルツハイマー病新薬「レカネマブ」承認へ」というニュースが出てましたね。
エーザイとアメリカのバイオジェンが共同開発したアルツハイマー病の新しい治療薬について、厚生労働省の専門家部会が21日、国内での製造販売承認を了承して、今後、厚労相が正式承認するとのことです。
アルツハイマーの原因物質である「アミロイドβ」を除去する薬ということで、既存の認知症薬が神経の働きを活発にして症状の緩和を図るのに対して、「レカネマブ」は病気の原因となる「「アミロイドβ」を除去し、進行を抑えることを狙う薬とのことで、あくまでも対象は、軽度認知症と、認知症の前段階である軽度認知障害の人で、壊れた神経細胞の再生は難しいため、症状が進んだ人は対象となっていないそうです。
投与前に脳内にAβがたまっていることを検査で確認。2週間に1回、静脈内に点滴で投与するようですが、ニーズは高そうですよね。
アルツハイマーに限らず、認知症って、様々な弊害があるので、ならないに越したことは無いとは思うものの、年相応の物忘れなど、避けて通れないことはあります。
これまでにいわゆる認知症と診断された方とも多く関わってきましたが、人に迷惑をかけずに済むなら、ご本人の気持ちは計り知れないのですが、過去の記憶に戻ったり、本能的な行動をしたりっていうのは少しうらやましく思ったことがあります。
ちょっと不謹慎かもしれな表現になっているかも知れませんが、社会で生きていく上では、ルールを守ったり、周りに遠慮することもいっぱいありますよね。そういうのを気にせず過ごせるってね。。。いいなって思ったことが何度かありました。
私の親がそうなったら、辛く感じたり、悲しくなったり、周りに迷惑をかけないか?と心配したり、間違いなくするんだろうとは思いますが、本人にとっては・・・?と考える訳です。
ちょこちょこ見かける「自分らしさ」とか「自分らしく生活する」というフレーズも、一方では社会のルールを守って、生きなければいけないんですよ。
立場代われば・・・とか、ものの見方次第では・・・とか、そういう視点も必要ですよね。
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