まいど!シロメガネです!!
昨日ツイートした、介護ニュースJointのニュース記事に関して少しお話を。
2023/4/15「医療・介護で人材紹介会社への対策を検討 政府方針 悪質業者が『悪循環を招いている』」https://www.joint-kaigo.com/articles/8546/
2023年4月14日開催の内閣府の規制改革推進会議のワーキンググループで、内閣府や厚生労働省が次のような問題意識を共有。人材紹介会社の質の向上や適正な競争の促進を図る方針を確認した。
「手数料が高騰しており、これが早期離職や人材紹介会社の不当な行為と相まって、公費に依存する介護事業者らの経営を圧迫し、賃上げや生産性向上への投資を困難にすることで、一層の人材不足を招来する悪循環を招いていると指摘されている」 との内容。
実はシロメガネは、人材紹介会社の営業をしていた時期があります。果たして、人材紹介会社だけが悪いのか?ということに少し触れてみようと思います。
もちろん悪徳な業者がいないとは言いません。と言っても、具体的にどこかってのを知ってる訳じゃありません。だって、介護業界にも良くも悪くも色んな企業があるように、人材紹介会社に限らず、どんな業種にも良くも悪くも色んな企業があります。
っで!順に内容を分けて、に言及していきます。
①手数料が高騰
製造業でも原材料費の高騰で売価が上がってます。私が人材紹介会社の営業をしていた時にちょうど、紹介料を25%から30%に上げようという動きがありました。でも、介護業界では未だに20%が横行しています。果たしてこれは健全なんでしょうかね?
②早期離職
人材定着の努力を怠っている介護事業所もいっぱいありませんか?あるいは、求人がいっぱいあるからと、わがままに事業所を転々とするワーカーはいませんか?もちろん、人材紹介会社側が糸を引いていることもありえるでしょう。返金規定の期間を過ぎた瞬間に離職させるって噂もちょこちょこ耳にします。
介護保険サービスは青天井ではないビジネスなので、かかるコストを下げたいのは当たり前の話ですが、人材紹介会社に頼らずに済むような取り組みをしてますか?ってところは気になるところです。
以上。
電気料金の高騰で大きな打撃を受けていることもよく知っています。
もちろん、一生懸命に取り組んでるにも関わらず、うまくいかないという企業もあるでしょうし、そこを突け狙う人材紹介会社もあるでしょう。
ただ一方で、人材紹介会社から紹介されたクライアントを直接雇用に引き抜く企業もありますね。これって、人材紹介会社が努力をして集めた商材を泥棒しているのと同じです。
そんなことされたら、人材紹介会社側が困るので、就職お祝い金制度などを設けて、予防策を立てたりするんですよ。それも企業努力です。このお祝い金制度は、老人ホームのポータルサイトでも使われている手法ですよね。これも企業努力です。立派な戦略です。
シロメガネは老人ホームの入居紹介ビジネスもしておりましたので、この辺りも詳しいです。決して、想像だけで論じている訳ではありません。
入居紹介をしたこともありますし、逆に老人ホーム施設長として紹介を受けたこともあります。老人ホーム運営事業所が入居紹介業を使う理由、それは自分たちだけで集客する力が足りないからです。集客を手伝ってくれるから、そこにお金を払う。営業委託なんですから、当たり前の話ですよね。
スタッフの集客が自力ではできないから、人材派遣を使う、人材紹介を使う、普通のアウトソーシングです。
ちなみに、人材派遣会社は登録者をグリップしておいて、次の派遣先を斡旋し続けるというのがビジネスの肝です。
立場代われば、なんとやら。お客様の立場に立って考えることも大事ですが、自分たちのビジネスをサポートしてくれる企業の立場に立って考えることも大切です。
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